8000形って、かわいいですよね。
京急じゃあありません、西武でも阪急でもありません、札幌市営地下鉄東西線8000形の話です。先頭車の丸みがたまらなくすきです。愛らしい。
……というか、京急800形と似たatmosphere*1を感じるのです。
8000形は24編成しか居ないですが、2編成*2が欠番なんですよね。そして、最終編成が「ぱにろく」なのです。
車号は4桁で、千の位は8000形の「8」です。百の位は号車*3を表します。そして、下の位は編成毎に「01~26」までの番号が降られています(クチャクチャ)(オタク特有の早口)
で、編成を呼称するときは、百の位を除いた3桁+号車で呼ぶので、「826号車」となるのです。
このような数字繋がりもあり、僕が札幌で一番好きなのは東西線です。引っ越してからは一番使わない路線なんですがね…
さて、地下鉄と市電の計4車庫にて見学会が実施されることになり、僕は東基地*4の車庫見学に申込しました。
そして、20名の枠に無事当選しましたので、今日の午前中に東基地に行ってきたのです。
あとから聞くと、倍率10倍とのことで……
ひばりヶ丘駅に集合。マスコミの皆さんも来ていました。昨晩6時15分からイチオシで放映されたとか……?見れてないので映ったかわかりません(白目)
それと、大人の車庫見学という名前で募集されており、18歳未満参加禁止でした。平均年齢は30歳ほどで、僕が最年少だったでしょう。子供や中高年鉄ヲタが居ないと、民度が高まることを実感したのでした。
さて、コンコース横の扉をくぐり、連絡通路を歩きます。
通路入口に自転車が置かれ、乗務員が楽に車庫へ行けるようになっています。他の参加者の方はここが一番印象的だったとのことです。
しばらく歩くと、入出庫線の横に合流。自動回送がやってきました。
レア幕!!!レア貴重!!!!
8000形は、ひばりヶ丘の乗務員ホームと車両基地の間で、自動回送を行っております。
車庫内に入ると、札幌のぱによんが居ました。台車を履いて居ない状態です。
会議室に通され、車庫の紹介ビデオを見ます。ちょっと古いビデオでしたが、各検査についての説明がありました。
そして、車体上げ実演です。2階で真横から見学していました。
車体を持ち上げ、台車の上に置きます。台車に軸をはめ込む際には、細心の注意が払われていました。
そして会議室に戻り、9000系の制作過程のビデオを見ました。全編成が神戸の川重制作なんですね。丸いけどキリッとしたあのデザインの設計から、苫小牧港からの陸送と東車庫での組み立てまで、30分かけて一連の流れが説明されました。
再び外へ。斜め上から撮る編成は新鮮です。
1階に降り、床下を間近で観察しました。
続いて留置線へ。
タイヤ交換線など、留置線にもいくつかの種類があります。
間近で8000形を眺めることができました。
端の留置線に止まっていった815号車に乗車。しばらく乗務員室内を見学することが出来ました。
運転席に座ることが出来ました。
途中下車民*5として面白かったのは、ドア開閉ですね。
ドアスイッチが開扉(白)と閉扉(赤)で分かれており、ひねって押し込むとドアが閉まります。そして閉扉側は、ひねっている間だけ「プーー↑」という警告音がなります📢
ドア閉めの時、警告音が必ず鳴る仕組みだったのですねぇ。それと、下の赤ボタンを押すとその間だけ再開扉されますから、簡単にドアフルが再現できます。
もっとも現在はワンマン運転ですから、運転士が運転台でボタン操作します。
車庫見学の最後として、隣の編成に乗り移り、車庫とひばりヶ丘B線の間を1.5往復しました。構内では5km制限がかかっており、連絡線では平時自動回送する区間を手動で走りました。
そして、ひばりヶ丘B線ホームに到着。
通常時見ることは出来ない、乗務員用のホームです。乗務員ホームは2面2線になっており、旅客用ホームと平行に設置されています。
B線から通じる階段は、改札外にあります。
扉にB印がありますので、判別がつきますね。
B線ホームから出たところで、車庫見学は解散となりました。
ちなみにA線ホームの入口は、宮の沢行きホームの東側にあります。
この壁の向こう側に、乗務員用ホームが眠っているのですね……